ANAマイルの価値は、使い方で大きく変わります。 同じ東京⇄シンガポールの特典航空券でも、ANA便を選ぶと燃油サーチャージ込みで約8万円、シンガポール航空便なら約1.5万円。繁忙期やビジネスクラスでは、必要マイルそのものが1.5万〜3.5万マイル変わります。差がつくのは次の3つです。
ANAマイルをいちばんお得に使うには?特典航空券は「どの航空会社の便か」で数万円・数万マイル変わる
同じANAマイルでも、東京⇄シンガポールはANA便なら燃油込みで約8万円、シンガポール航空便なら約1.5万円。繁忙期やビジネスクラスは提携航空会社の表で取るとマイルも少なく済みます。燃油・季節・座席クラスで差がつく3つの選び方と、行き先別の必要マイルをまとめました。
ANAマイルの特典航空券
同じマイルで得をする3つの選び方
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燃油サーチャージ0円の便を選ぶ
ANA便の特典航空券には、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)が有償券と同額かかります。2026年11〜12月発券分は欧州・北米で往復124,000円。一方、同じANAマイルで予約できるシンガポール航空・ベトナム航空・ニュージーランド航空の便は燃油0円です。
東京⇄シンガポール エコノミー往復・大人1人
同じ35,000マイルで、約8万円と約1.5万円


ANA便 約55,000円→
ベトナム航空便 約10,000円下は、ANAマイルでシンガポール航空を実際に予約した画面です(羽田⇄シンガポール⇄ペナン、エコノミー往復)。38,000マイルで、払うのは19,530円だけ。燃油は乗っていません。
ANAの予約画面(大人1人・羽田発、2027年6月搭乗)
ANAマイルで予約できる提携便・エコノミー往復
行き先別:燃油0円で飛べる便
64,000円

ペナン・クアラルンプール
64,000〜77,000円

シンガポール経由
ダナン
43,000円

64,000円

ベトナム経由
124,000円

シンガポール経由
124,000円

成田発の直行

成田発

税込みの総額:2026年9〜10月にANAの予約画面に出た大人1人往復の総額(税・空港使用料込み、成田発中心。発着空港で少し変わる)。ANA便の燃油は11〜12月発券分の往復。必要マイルは提携航空会社特典(季節で変わらない)。
マイル数は「ANA便の表」と「提携便の表」を比べる
ANAマイルの特典航空券には表が2つあります。ANA便だけの旅程はANA便の表(季節で変わる)、提携航空会社の便が1便でも入ると提携便の表(季節で変わらない)。同じ行き先でも、季節と座席クラスで安いほうが入れ替わります。
日本発・往復の必要マイル(ANA便はロー / レギュラー / ハイ)
- 東南アジア エコノミー
- ANA便 30,000 / 35,000 / 50,000 → 提携便 35,000
- 東南アジア ビジネス
- ANA便 80,000 / 85,000 / 95,000 → 提携便 60,000
- 台湾・中国・香港 ビジネス
- ANA便 48,000 / 53,000 / 65,000 → 提携便 40,000
- ハワイ ビジネス
- ANA便 80,000 / 85,000 / 135,000 → 提携便 85,000
- 北米 ビジネス
- ANA便 100,000 / 105,000 / 165,000 → 提携便 110,000
- 欧州 ビジネス
- ANA便 110,000 / 115,000 / 180,000 → 提携便 115,000
- エコノミーは、ローシーズンならANA便が5,000マイル少ない。 ただし燃油がかかるので、払う総額では提携便のほうが安く済むことが多い。
- 繁忙期(GW・お盆・年末年始)は提携便の表がほぼ全部安い。 ANA便のハイシーズンは2025年6月の改定で大きく上がりました。
- 東南アジアのビジネスは、季節を問わず提携便が2万〜3.5万マイル少ない。 ベトナム航空のビジネスなら燃油もかかりません(特典枠は少なめ)。シンガポール航空のビジネスは主力機でANAマイルの予約ができないことが多く、タイ国際航空のビジネスは燃油がかかります(ANA便よりは安い)。
片道と途中降機を組み合わせる
- 片道で取れる。 2025年6月24日発券分から、提携便も片道で予約できます(往復の半分のマイル)。「行きは燃油0円のシンガポール航空、帰りはANA便」のような組み方ができます。
- 途中降機(24時間を超える滞在)が1回できる。 提携便の特典航空券は、目的地のほかに往路か復路で1回。たとえば東京→シンガポール(数日滞在)→バリ→東京も38,000マイルの1枚で取れます。
提携便を予約するときの注意
予約前に確認すること
- 予約の場所
- ANAの特典航空券の画面からそのまま予約できる(ANA便と同じ検索で提携便も出る)
- ベトナム航空
- スターアライアンス外の提携会社なので、ベトナム航空の便だけで組む(ANA便・ANA国内線と組み合わせ不可)
- シンガポール航空
- A350・A380・787-10・777-300ERはビジネス以上の特典予約ができないことがある
- 国内線の乗り継ぎ
- 2026年5月19日搭乗分から、ANA運航便のみ(ソラシドエア・AIRDOなどのコードシェア便は不可)
- 空席
- 提携便の特典枠は便によって少なく、空席待ちはできない。日付と経由地を変えて探す
ANA便しかない行き先は「いつ発券するか」で差がつく
ハワイ・台湾・中国・香港・韓国は、燃油0円で飛べる提携便がほとんどありません。ANA便の燃油サーチャージは搭乗日ではなく発券日で決まり、2か月ごとに改定されます(欧州・北米の片道は7〜8月発券分65,000円 → 9〜10月55,000円 → 11〜12月62,000円)。
- 改定は前の月の中旬に発表されます(11〜12月分は10月16日)。下がると分かったら翌月まで待って発券、上がるなら月内に発券。
- 発券後に燃油が変わっても、そのまま乗れば差額の調整はありません。未使用の航空券の日付などを変更すると、変更日の金額との差額が調整されます(下がっていれば返金、上がっていれば追加)。
- ANA国内線の特典航空券には燃油サーチャージがかかりません。
ANA便の燃油サーチャージ一覧(2026年11〜12月発券分・日本発)
1人あたり 片道 / 往復
- 欧州・北米(ハワイ除く)・中東・オセアニア
- 62,000円 / 124,000円
- ハワイ・インド・インドネシア
- 38,500円 / 77,000円
- タイ・シンガポール・マレーシア・ミャンマー・カンボジア
- 32,000円 / 64,000円
- ベトナム・グアム・フィリピン・パラオ・モンゴル
- 21,500円 / 43,000円
- 東アジア(韓国を除く)
- 15,100円 / 30,200円
- 韓国・ロシア(ウラジオストク)
- 7,100円 / 14,200円
よくある質問
ANAマイルのいちばんお得な使い方は?
燃油サーチャージがかからない提携便の特典航空券です。東京⇄シンガポールはシンガポール航空便なら35,000マイルと約1.5万円で、ANA便(約8万円)より6万円以上安く済みます。繁忙期とビジネスクラスは、提携便の表のほうが必要マイルも少なくなります。
燃油サーチャージがかからない提携航空会社はどこですか?
日本発ならシンガポール航空・ベトナム航空・ニュージーランド航空です。ANAマイルで予約すると燃油が加算されず、払うのは税・空港使用料だけです。シンガポール航空は公式に燃油を取っておらず、ほかの2社は2026年9月時点の予約画面の実額です。
ANAマイルでビジネスクラスに乗るなら、どこがお得ですか?
東南アジアです。提携便の表なら往復60,000マイルで、ANA便(80,000〜95,000マイル)より2万マイル以上少なくなります。ベトナム航空のビジネスは燃油もかかりません。
燃油サーチャージは搭乗日と発券日、どちらの金額ですか?
発券日です。ANAは2か月ごとに改定し、前の月の中旬に次の金額を発表します。
提携便は片道でも予約できますか?
はい、2025年6月24日発券分から片道で予約できます。必要マイルは往復の半分です。
マイルの貯め方
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